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松堂今日太と宮本亜門による
デザインを切り口としたアート展
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BED ベッド
(紗幕の向こうには。。) 「ベッド」 コンセプト 死を想え! 「メメントモリ」とは「死を想え」というラテン語で、芸術作品のモチーフとして広く使われます。なぜ、わざわざ「死を想う」ということを考えるのでしょう。 近年、産業化にともない人の死の弔(とむら)い方が急変。人は死を見ることを恐れすぎるあまり、死を直面することへの拒否反応も激しくなっています。 霊柩車への考え方も、忌み嫌うようなところも見受けられ、なるべく見ないようにしてきているのが、社会の風潮でしょう。 しかし、人は100%死んでいきます。 (kyota霊柩運に横たわる) もともと、霊柩車は亡くなった方への最大の配慮、そして最高の浄土へ導くためにあり、仏になるよう暖かい気持ちで送り届けられるように作られたはずです。 霊柩運送事業は、根拠とする法律の名称のとおり、貨物自動車(トラック)事業の仲間とされています。これは民法上の規定によって「人間」はその死を境に「物」に変るため、その「物」であるご遺体を輸送する霊柩運送事業は、貨物自動車運送事業であるということが理由となっています(全国霊柩自動車協会HPより) この高度社会では、目の前で遺体を見ることもほとんどありません。それとともに、自殺者が激増したり、昨今の秋葉原通り魔事件のように、簡単に人を殺したりしています。 これは、「死を見つめる」という機会が少なすぎるからでもあるのではないでしょうか。戦争時に自殺者は減るといわれます。生きていこうという気持ちのほうが大きくなるからでしょう。 死を見ないようにするがうえに、死は遠いものとなり、生きていくことの意義を薄れさせるのです。 そこで今回、「死を想う」「死を見つめる」「体感する」という意味も込めて、霊柩車をあえて都会の真ん中にあるスペースに展示しようと考えました。日常考えもしない場所で「死」というものに向き合い、横たわることで思考を深める、という大いなる意義を持つものになることと思います。 (来場者にベッドへいざなうkyota) PR コメントを投稿する
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